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シンガポールから日本に犬を輸入する(その5)
2014-01-07 Tue 22:09
無事、ライセンスを取得して当日を迎えました。

引越し当日は、これでしばらくぴのに会えなくなるのに、、引越し作業でバタバタしてて構ってあげられなくてかわいそうだったな。
構ってあげられないどころか、クレートに閉じ込められてたし。

その日の夜中便で日本に帰国だったので、本当にバタバタでした。


空港へは、もちろんバスは乗れないので、タクシーで。


チェックインカウンターで、ぴのの輸出関係書類一式を手渡し、同意書にサインし(万が一ペット輸送中に死亡しても責任は問いません、というような内容。)、さてどうするのかな?

と思ったら
fragile

fragile(コワレモノ?!)シール貼られてました(笑)
貨物扱い!!


その後、カウンターの中にいたおばちゃんが、台車をガラガラ持ってきて、
「私、犬が怖いから、ちょっとその子持ってこっちまで来てくれる?」
って言われ、、
ぴののクレートごと台車に積んで、運んだ先は、カウンターの端の、大きい荷物や壊れ物の一時置き場みたいなところでした。

で、オッケー、行ってよし!って。。
おばちゃんもさっさと立ち去ってしまいました。

ぴのはクンクン哭いてる・・。

そこは普通に、チェックインしてる人が並んでる一角です。
ここに置いておいて、あとでまとめて運ぶんでしょうが、、

誰かが盗もうと思えば簡単に持っていけちゃうような放置のされ方(+_+)


私と母は、名残惜しくて、というか、こんなとこに放置で大丈夫かよー、という気持ちで、しばらくそこを離れることができませんでした。
なんか、泣きそうになっちゃったりして。

まあ、ダンナ1人さっさと行ってしまったんだが・・(薄情なやつめ)


人間の都合で、飛行機の貨物室に7時間以上ものせることになっちゃってごめんね、という気持ちでした。

犬には言葉はわからないから、自分がなんでこんな状況におかれたのかわかんないしね。


でもいつまでもそこにいるわけにいかないし、心配になりつつ、ぴのと一時のお別れ。


結局輸出検疫みたいなものは無しだったんだろうかー?

その後も、飛行機が離陸するまでは、ぴののことで呼び出し食らわないかって気が気じゃなかったけどとうとう何もなし。

無事に一緒に離陸できたようでした。

やれやれ。

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シンガポールから日本に犬を輸入する(その4)
2014-01-05 Sun 22:27
連投もあと何回かしらー。

動物病院に行ったらその次は・・

AVAのオフィスにExport Licenseと、日本に提出するFormA, FormCの裏書きをもらいにいきます。

この裏書きをもらうために、事前にオンラインから登録が必要、とどなたかのブログに書かれていたので、念のためExport Licenseの登録と同じように、オンラインで、裏書きをもらうための受理番号を取得してから行きました。
Export Licenseのと、裏書きのと、2つの受理番号を控えていざタンジョンパガーへ。

オンラインから登録して、処理をするのに2営業日かかると書かれていたので、オンラインで登録した2営業日後に行くことにしました。
そうしたら、その出向こうと思っていた日に、AVAから電話がかかってきました!

Export Licenseはオンラインで登録時に必要書類(たぶんDog License(犬の場合)とHealth Certificate)を添付して、費用の50ドルをネット決済すれば、AVAに出向かなくてもライセンスが取得できるようです。
ちなみに自分でプリントアウトする必要あり。

でも私は(というか日本に輸出する場合は)どっちみち裏書きを取得するためにAVAに足を運ばなきゃならないので、その時に一緒に支払ってその場でライセンスを出してもらえばいいやー、と思ったので、書類は添付しませんでした。

AVAからの電話は、書類が添付されてなかったけど、Health Certificateは書いてもらったのか?という確認でした。
今日それもってそちらに出向くつもりでしたよーって言ったら、OK、ということで終わりました(^_^;)

その後、向かってる途中で、Export Licenseの申請は受理されました、という内容のSMSが送られてきました。
あれ、もしかしてこれ受け取ってから出向いていくのが正解だったのかなぁ?
(そんなことはどこにも書かれてなかったと思うけど。)

ちょっとフライング気味な感じだったけど、とにかくAVAオフィスに到着。
何人かの人が椅子に座って順番を待ってるようだけど・・待ち番号とかないのかな?とキョロキョロしてたら、順番に呼ぶから座って待ってて〜、とカウンターの中のお姉さんに言われました。
そんなこと言うけど、到着順は把握してるのかー?と不安になりつつ待ちました。
相当アナログな感じだ・・。
自分で、誰が自分より後に来たか見てないと、間違えられてもわからない!

そんな感じで待つこと30分、もうちょっとかな?
やっと順番がまわってきて、受理番号2つと、書類を渡して、またしばらく待たされたけど特に何も問題なく完了!
無事にExport Licenseと日本に出す書類の裏書きをゲット!
費用はライセンスが50ドル、裏書きが23ドルでした。

Export Licenseにオンラインで困りつつ書いた、ダンナの元会社の電話番号が印刷されてたのにはちょっとビックリだったけど・・。
なんで個人の電話番号にならないのかな。

↓現物はこちら。
exportlicence

感無量!


さて、次次。
日本の動物検疫所に書類を事前送付します。

動物検疫所から、事前に送ってもらえば日本に到着する前に確認しますよー、とメールがきました。

ということで、
・AVAで裏書き済みのFormA、FormC
・狂犬病抗体検査証明書(シンガポールの場合は、イギリスの指定検査機関から発行されたもの。)
・届出受理書(日本の動物検疫所での受理手続き後に発行される。オンラインからダウンロードする。)
の3点をメール添付して動物検疫所に送付して確認してもらいます。

送ってすぐに、確認しました問題ありません、と返信がきてホッ。


ANAに書類を事前送付します。(ANAの場合。)

今まで準備した書類のいろいろ一式をANAにも事前送付。
・Export License
・Health Certificate
・日本の動物検疫所の届出受理書
・FormA、FormC

この書類を送った時に、最初の方で書いた、ライセンスのPort of ExitはChangi Airportでいいのですか?って電話がかかってきたというわけでした。


さてさて、やっと終わりが見えてきたよー。

次は出発当日編のはず。


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シンガポールから日本に犬を輸入する(その3)
2014-01-04 Sat 15:49
明けましておめでとうございます!

年末年始のお出かけもひととおり済んで、ちょっと落ち着いたところです。

ぴのには会ってないけど、元気そう!


年またいで続いてる記事・・。

飛行機の搭乗予約して、
日本の動物検疫所に輸入申請をして、
シンガポールのAVAに輸出許可申請をして、、

順番的に、その次は、動物病院での診察です。
輸出許可証のために必要なHealth Certificate(健康証明書)を書いてもらうのと、日本へ輸入する時に必要な書類を書いてもらうためです。

日本側の規定で、獣医の診察は48時間以内が望ましいとされているけど、そんなに直前だと輸出許可証の準備がギリギリすぎる・・ということで、私は許容範囲内の1週間前に行きました。


Health Certificateは、このワンコは健康で、伝染病にかかっている疑いもなく、ワクチンは何年何月何日に実施済みです、みたいなことが書かれているもの。

hc

シンガポールの輸出許可証を発行してもらうのに必要ですが、日本の動物検疫所でも提示しました。


日本へ提出する書類のほうは決まった書式があって、これをプリントして持っていき、ドクターに埋めてもらいます。
必要書類はFormAとFormC。

動物検疫所/犬、猫を輸入するには
※シンガポールは指定地域以外に該当します。


FormAは自分で書くもの。
FormCはドクターに書いてもらうものです。
ドクターに書いてもらう方は、予防接種の履歴、狂犬病抗体検査実施済みの証明、あとぴののように、係留期間がある場合は、内部外部の寄生虫駆除をやらなければならないので、その実施済みの証明。

書いてもらうために、検査機関から届いた狂犬病の抗体検査結果の原紙も動物病院に持参します。


formA
A

formC(3ページ)
C1
C2
C3


これを書いてもらうのにけっこう時間かかるのかな?と思ったけど(誰かのブログに、朝行って、出来上がった書類を夕方取りに行ったと書かれてた)、その場ですぐに書いてもらえたので所要時間は1時間以内で済みました。

ちょうど機嫌切れになる予防接種があったので、それも併せてうってもらい、費用はだいたい130ドルくらいだったかな〜。
寄生虫駆除もあるし何百ドルもするかなぁと思ってたので意外と安く済んだような印象でした(^_^;)


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シンガポールから日本に犬を輸入する(その2)
2013-12-30 Mon 22:37
続きまして・・

3.シンガポールからの犬の輸出手続き(出国日から起算して30日以内)


これがいちばん心配の種でした。

AVAから輸出許可証を発行してもらうために、AVAのサイトで必要事項を記入します。
http://www.ava.gov.sg/Services/AVAeServices/Permit_Import_Export_Transship_Animals_Birds_Eggs_Biologics.htm

出国日まで30日をきったら、登録することができます。

ただでさえ慣れない英語だし、時間かかりそうな入力フォーム・・。
けっこう細かいことを聞かれます。
ワクチン履歴なんかも詳しく書かなきゃならないし。

全部入力して、最後にSubmitをすると、Application Numberが発行されます。
オンラインでライセンス料を支払うこともできますが、日本に輸出の場合は、一度はAVAに足を運ばなきゃならないので、支払はその時に。


さて、このオンラインフォームで、私が困ったり迷ったりしたポイントはこんな感じ↓

・Office Tel No.とCompany's detailsが必須項目になっていた

この申請をする時点でダンナは会社を既に退職してたので、所属する会社がありませんでした・・。
以前勤務していた会社を書いておけばいいか、とは思ったのですが、誰かのブログで、
「AVAから会社に電話がかかってきた」っていうくだりがあったのが気になって。
万が一会社に電話がいってしまったら、なんだかイヤだなぁって思ってました。

あと、もともとAVAのDog licenceも私の名前で取っていたのもあり、輸出許可証の申請も私の名前にしたので、ダンナの会社を書いたところで、勤務してたのが私ではないっていうのも引っかかりました。


結果的には特に問題なく、AVAから電話がかかってきたのは私の携帯でした。


・Port of Exitを間違った?!

Port of Exit、シンガポールから出国する場所のことなのですが、選択肢がめちゃ細かくて。
Changi Airport
の他に
Changi Airport (Passenger Terminal 1)・・・
などなど、いろいろあったのですが、あんまり深く考えずに
Changi Airport
を選んだ私。

後日、Export Licenceに、その私が選んだ"Changi Airport"がそのまま記載されてたのですが、これをANAに事前提出したところ、確認の電話がかかってきてしまいました。
今までペットを日本に連れて帰った人たちの提出したものを見ると、Passenger Terminal 1とか2とか3と、必ずついているんです、Changi Airportだけで大丈夫なんですか?もし、出国時に書類不備で出国できないようなことになってしまうこともあるんではないかと心配です、と。

大丈夫かって言われても・・AVAでそういう記載でライセンスが発行されたんだし、Changi Airportでも広い意味になるのかもしれないけど、間違いってことはなくない?
と内心は思ったけど、なんかめちゃめちゃ不安になりましたー。
(この確認の電話がかかってきたのは、出国の数日前。)

それで、一応確認します、と返事をして、AVAに電話で確認しようとするも、週末だったので電話がつながらず。

ダメ元で質問フォームから質問したのですが、結局この返事が帰ってきたのは、日本に到着した後でした(苦笑)

で、このAVAからの返事、Port of Exitは航空会社次第です。ペットを乗せる航空会社がOKならChangi AirportでOKよ!だそうでした。。

AVAさん、なんですかその適当な感じ?
輸出許可証って一体、誰のためのものなんですかー?


結局、出国する時って輸出検疫みたいなものは行われないのかな?
私たちが出発当日に空港でしたことは、ANAのカウンターで必要書類一式とぴのを手渡しただけなので、飛行機に乗せるまでのその他の手続きがどうなってるのかがわからないけど。
シンガポールとしては、輸出する犬のことは、そんなに重要じゃないというか、どうぞお好きに輸出なさって、という感じなのかなぁという印象を受けました。
(どなたかのブログにも書かれていたけど。)
輸入の時はいろいろ厳しいようなのですがね、シンガポール。


またまた長くなったので続く・・。
(今年中に終わらないに違いない!)


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シンガポールから日本に犬を輸入する(その1)
2013-12-28 Sat 23:22
とにかく、引越しでの一番の心配事がぴののことだったわけです。

やることはたくさんありました。

1.航空会社にペット輸送の予約
2.日本への輸入手続き(入国日の40日前まで)
3.シンガポールからの犬の輸出手続き(出国日から起算して30日以内)


このいろいろな手続きを代行してやってくれる業者があるくらいで、けっこう面倒な手続きです。
業者に頼むことも考えましたが、お金に余裕ないし、、と思って、私は自分でやることにしました。

全部終わってみて、英語がからきしダメ!という人でなければ、自力でできるよ、と私は思いました。
実際私もどうにかこうにか自力でやりきったよ。
(ダンナがちっとも協力してくれない人なので。。)


でも不安がいっぱいで、とにかく色々情報が欲しくてググる日々でした。

そんな自分自身を振り返り、今後誰かの役に立つかも知れないことを考えて、備忘録として手続きでやったことを書いておこうと思います。


順番的には、上に書いた1〜3の順になるかと思います。


1.航空会社にペット輸送の予約

日本への帰国の場合、自分たちが乗る航空機にペットを一緒に乗せて帰ることがほとんどだと思います。
ほとんどの航空会社で貨物扱いになるはず。
私たちはANAを使いました。

航空機1機につき、乗せられる動物の数が決まっているようなので、自分たちの乗る便をまずネットで予約し、チケット購入する前に電話してペット搭乗の予約を済ませました。

この時、犬の品種とか、乗せるケージの大きさとか細かく聞かれます。
ケージは自分で用意したものを使います。

↓ANAの場合
ペットをお連れのお客様へ【国際線】

ちなみに水飲みボトルは取り付けたままで受付OKでした。


2.日本への輸入手続き


日本の動物検疫所に輸入することを知らせます。
輸入動物の検査手続(家畜伝染病予防法)

犬の場合は、輸入する日の40日前までに届出をする必要あり。

届出はオンラインでNACCSというシステムを使って登録します。

オンラインで登録すると、動物検疫所からメールで連絡が届きます。

ぴのの場合、成田での係留が必要だったので、

動物検疫所からメール受信

係留を委託されている施設(民間の業者)との飼養管理契約を結ぶ

(飼養管理会社から動物検疫所へ契約締結の旨連絡がいく)

動物検疫所から届出受理の連絡

ここまで全て終わって手続き完了となります。

飼養管理会社の連絡先は動物検疫所が教えてくれます。


この一連のやりとりも、全部オンライン上で、日本語で済ませられるので、特に大変なことはなかったです。

ただ、飼養管理会社との契約を結んだ後に、飼養管理会社から動物検疫所への連絡が滞ってたらしく、動物検疫所から届出受理の連絡がいっこうにこなくて、心配してメールしたりしました。
どこかで手違いが起こって止まってたみたいだった〜。


ちなみに、日本への入国は、首都圏なら成田と羽田どちらも有りではあるのですが、飼養管理の料金が成田の方が安かったので、私たちは成田を選びました(^_^;)
3ヶ月もあると、、金額の差は大きいからなぁ。

成田は1泊3000円です(^_^;)


長くなったので続く・・・。


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